2016年4月29日金曜日

ビーチでドッジボールを!

ゴールデンウィーク最終の5月5日、東京お台場でビーチスポーツフェスティバルが開催されます。
JDBAも普及の一環として、ビーチドッジボールで参加することになりました。
いつでも、どこでも、誰にでも親しんでいただきたい、そんな思いを込めて体験会を実施します。
お近くの方、お台場でドッジボールしてみませんか?

2016年1月3日日曜日

2016ドッジボールはどうなる?


 
2016年のドッジボールはいったいどうなるの?様々な疑問やご意見をいただきます。今日は少しばかりお答えしたいと思います。
写真は昨年9月,全日本選手権のスタッフとして参加してくれた青山学院大学ドッジボールサークルの二人です。昼食を食べながら二人に結成のいきさつや活動の様子を聞きました。ドッジボールがやりたくて自分たちで立ち上げたこと,練習場所が見つからず苦労していること,練習相手や方法を探していることなど,短い時間でしたがたくさんのことを話してくれました。その後,都内を中心に続々とドッジボールサークルが誕生しています(青山学院大,東京大,早稲田大,東海大,東農大,専修大,立正大など)。3月18日には初めての大学生大会を開催するそうです。何ともパワフルでスピード感があって心強いです。

















 一方こちらは普及事業「SMILEドッジスクール」で講師を務めた日本代表選手。子どもたちの憧れの存在です。キャッチボールをするときの子どもたちの瞳がキラキラと輝いていました。ドッジボールが大好きな子どもたちのためにできることは何かを考えさせられました。
 2015年度は4会場で開催しましたが,もっと回数を増やし,全国各地で開催できるようにしたいと思います。

今年は大人のドッジ、新しいスタイルのドッジが動き始めるでしょう。
春にはビーチドッジのイベントが都内をはじめ全国各地で始まります。秋には商店街の歩行者天国を利用したドッジボールのイベントを開催し、参加者を増やしていきます。

競技性を追求するファイタースタイルはこれまで通り、気軽さを追求するカジュアルスタイルが加わり、ドッジの層が厚くなります。

2016年のドッジボールは、チャレンジの年になりそうです!














2015年8月7日金曜日

夏にかける思い

夏小が近づいてきました。
小学生ドッジの王者を決定する大会、今年で25回を迎えることができました。
この大会を目指して日々練習に励んでいる選手のことを思うと、
しっかり準備をして当日を迎えたい、と気持ちも引き締まります。

私とドッジボールとの出会いは、チームの指導者です。
当時、私は少年野球の監督をしていました。シーズンオフの体力づくりにドッジボールを取り上げたのがきっかけです。
その頃のドッジは、今のような指導書も、指導者講習会も、何も無し。野球とは大違いでです。先輩指導者も回りにおらず、唯一の手がかりは協会から届く「JDBAニュース」でした。それを読みあさり、手探りで作戦を考えてはノートに書き込み、毎日が試行錯誤の連続であったことを思い出します。
当時のノートを見ると、私は主に攻撃のパターンを工夫していたことが分かります。
どうすれば守備のライン、選手の姿勢を崩して、アタックの成功率を上げられるだろうかとか、誰がどこに立ってパスを回すといいのかとか、我ながら頑張っていたんだと振り返ることができました。

全国大会の様子がテレビで放映され、ああこんなチームが強いのか、こんな攻撃をするといいのかと、選手たちと一緒に画面に食い入るように観ました。
地元の予選ではなかなか結果を出せず、全国大会は遠い夢の舞台で終わりました。
でも、子どもたちって、全国には行けなかったけれど苦しかった練習のこととか、1点差で涙をのんだ時の悔しさとか、一つ一つが素晴らしい思い出として生涯残っていくようです。久しぶりに会った選手たちからも、「結果もだけど、みんなで頑張ったことがいちばんの思い出だ」と語ってくれるのが、指導者としてはいちばん嬉しいことですし、誇りでもあります。

その頃、審判員のミスジャッジに閉口していた記憶が有ります。
当時はいろいろなパフォーマンスをする審判員がいました。アウトコールがやたらと派手な人、笛をパイプのように口の横でくわえていた人、判定に不満のある子どもを睨みつける人などなど。それよりもアウトを正確に取ってほしかった、と悶々としていました。
人としてはユニークで尊敬できる人なのですが、審判員となると話は別。親しき仲にも、です。
そんな私が後にJDBAの競技委員長となり、審判員の技量向上の最前線に立つとは思ってもみませんでした。
全国を回って、審判員の基本姿勢・動作、視野の確保を徹底的に指導しました。アウトコールのタイミング、腕の伸ばし方、アタック時のボールの高さや角度の見極め、かすったときのボールの回転の変化、かすかな音を聞き分けること、数えたら切りがありません。
それは、我流を排除し、標準化を推進するためでした。
誰のための審判員か、それは選手のためである、このことを訴え続けてきました。

日本の競技ドッジボールが誕生して25年目を迎えます。
ルール、指導者、審判員、少しずつではありますが変化しています。
しかし、どれをとっても発展途上です。他競技に比べればそれは明らかでしょう。
日本体育協会に加盟したのも他競技から多くのことを学び、追いつきたいという一心からです。他のスポーツでも指導者や審判員の問題が後を絶ちません。選手たちがどんなに努力を積み重ねても、たった1回の采配ミス、判定ミスですべてが台無しになってしまう、競技というのは選手にとっても支える側からみても厳しいものなのです。

夢の舞台を支えるということがどんなに厳しいことなのか、私たち全国大会のスタッフは知っています。
前日の全体ミーティング、リハーサルはたいへん綿密です。特に審判員はクリニックに参加して自分の課題を指摘され、徹底的に修正を求められます。せっかく全国で審判ができると張り切ってきたのに出番がほとんどなかった、という人もいるくらい、厳しいです。
でも、それは当然なんです。選手の夢を自分のミスで壊したくはありませんから。
スタッフは全員が無報酬のボランティア。とは言っても経験抱負で責任感の強い人たちばかり。選手と同様、大会ではベストを尽くします。

日本ドッジボール協会は審判員の育成に加えて、公認指導者の養成を推進しています。
私のこれまでの経験を踏まえ、「ドッジボールは人を育てる」というモットーをもち、
優れた選手の育成は、よい指導者から
よいゲームは、優れた技量の審判員で
という思いを抱きながら、全国で研修会などを展開しています。
さらに、文部科学省の後援をいただいて「SMILEドッジスクール」を全国で展開します。

「人づくりと言えばドッジボール」と言われるようになりたい。
夏小を通じて表現できればいいなと思いながら、最後の準備に取りかかります。




2015年7月20日月曜日

ドッジボールをもっと身近にしたい!

 最近のメディアにおけるスポーツの取り上げ方は、単なる勝敗だけにとどまらず、アスリートたちのライフスタイルやファッションなど多岐に渡っており、私は興味をもって見ています。私にも応援しているアスリートがたくさんいるのですが、どの方も生き方がステキです。コメントの中にキラリと輝く言葉がちりばめられていて、感動や勇気を与えてくれます。そして共通しているのが、スポーツに直接関わっていない多くの人にも大きな影響を与え続けていること。スポーツのスキルだけではなく、人生とスポーツとの素敵なつながりを教えてくれます。
 個人的に好きなのが、フェンシングの大田雄貴選手です。日本のフェンシングを強く、そして普及するために身を粉にして努力し続ける姿、オリンピック招致のために選手活動を休止してまでも先頭に立ってきた姿、皆さんもご記憶にあるでしょう。先日の世界選手権優勝は本当に嬉しかったです。
大田雄貴選手オフィシャルブログ
 人生とスポーツとのつながり、ということで言えば、なでしこジャパンの宮間あや主将の「日本の女子サッカーを文化にしたい」の言葉にも感動を覚えました。
 宮間選手が所属する岡山湯郷Belleは、地域とのつながりがとても深く、サポーターの多くが地元の高齢者だそうです。すっかり地域に根差したチームになっていることで、選手も地域の住民も一体となってチームを、女子サッカーを盛り上げています。

 ドッジボールはかつて誰もが子どものころ遊んでいた最も身近な遊びだと言われてきました。最近では、他の競技に押され、休み時間にも行われなくなってきたと聞きます。
 しかし、仲間づくりやルールを学ぶにはドッジボールが誰にでも分かりやすく簡単です。幼稚園や小学校で、ぜひドッジボールを身近に感じてほしいと考えています。
 そこで、ドッジボール日本代表を全国の学校や児童館等に派遣し、「一日ドッジボール先生」になってもらう企画をスタートしました。


 ドッジボール日本代表は、この夏、全国の小学校を巡回し、実技指導を行います。ドッジボールがうまくなるコツ、仲間を大切にする心、感謝する気持ち、子どもに身につけさせたい力を学ぶことができます。
日本ドッジボール協会主催の「SMILEドッジスクール」、スミセイアフタースクールプロジェクトをはじめ、各団体が主催するドッジボール教室に、日本代表が講師として参加しています。
日本ドッジボール協会普及事業SMILEドッジスクール
スミセイアフタースクールプロジェクト

2015年6月13日土曜日

ドッジボールでスマイルになろう!

ドッジボールを知らない子供たち?

笹川スポーツ財団が2013年に行った調査によると、4〜9才の子どもが行った運動・スポーツの上位に、ドッジボールが第5位にランクインしています。
(詳しくは笹川スポーツ財団のホームページをご覧ください)
http://www.ssf.or.jp/research/sldata/kids.html
ちなみに、1位はサッカー、2位おにごっこ、3位水泳、4位自転車、
そして5位がドッジ。
私は意外に感じました。もっと上位でもいいのに。
放課後の遊びも含まれているらしいので、一人で遊べる自転車や習い事としてすっかりおなじみの水泳が入るのはうなずけますが、集団での遊びが少ないのは気になります。
これが10才以上となると様相は大きく変化し、バスケや野球など人気のスポーツが入ってくるようです。
このように、休み時間や放課後の遊びとしてのドッジの人気は根強いものがありますが、以前の「遊びの王様」の面影はありません。

(でも、5位じゃないでしょう〜 せめて2位か3位、ややガッカリ)

学校によっては、ドッジをまったくやっていないところもあると聞きます。
なぜ?ドッジほど簡単な遊びはないのに、と耳を疑いたくなります。
聞いたところによると、「当たるのが怖い」「ボールが投げられない」「アウトになって外野に行ったらつまらない」という子どもの声があるらしいです。
さらに驚くことに、ドッジボールを知らない子どももいるという衝撃の事実も!
ボールを投げる、当てる動作は、1才ごろから徐々に始まり、小学校入学までにその動きが洗練されます。学校でドッジボールが行われるのは当然、と思っていた私は愕然としました。
では、何がはやっているのかと聞くと、「サッカー」。
ところが、サッカーをしているのは運動が得意な子どもだけで、運動やスポーツが苦手な子どもの中にはまったく運動をしていない子どももいるらしいのです。

私たちは、このまったく運動をしない子どもたちやスポーツにかかわったことのない子どもたちに対して、もっとボールを使った遊びや運動、そしてドッジに親しんでほしいと考えました。

そこで始めたのが、
「SMILEドッジスクール」です。
幼児には、親御さんとふれ合いながらボールあそびを楽しんでもらうきっかけをご提供します。
とにかく動く、投げる、転がす、よける、
フォームなんて関係なく、とにかく精一杯動くことを大切にしたプログラムです。


小学生には、ゲームの楽しさ、勝敗を争う面白さも味わってほしいと思います。
体の上手な使い方、ゲームの楽しみ方も徐々に伝えています。

ドッジボールをもっと知ってほしい、
もっと楽しんでほしい、
その願いをカタチにしたのが
「SMILEドッジスクール」。
2015年度も全国で開催します。
6月の静岡を皮切りに、三重、島根、鳥取で開催します!(2014年度は、東京、神奈川、大阪、兵庫、長野で開催)
 全国キャラバンでドッジボールの知名度アップに努めます!

2015年6月5日金曜日

子どもにはドッジボールをおすすめします。

ドッジボールは子どもの発達に最適

私は子どもの頃から様々なスポーツに親しんできました。
野球、水泳、サッカー、陸上競技、スキー、テニスなど、小学校から大学までの間に部活動やサークルに所属していたのは7、8種類だったと思います。
いわゆる「〇〇漬け」タイプではなく、「とりあえずかじってみる」タイプでした。
極めることはできませんでしたが、今でも経験してきたスポーツは一通りできますし、子どもの頃のスポーツのかかわり方は間違っていなかったと自負しています。

今、ヨーロッパを中心に、小学生には特定のスポーツだけをやらせるのではなく、広く、浅く、様々なスポーツに触れさせる指導が広がり、主流になっています。
日本では戦後、部活動やスポーツ少年団活動が盛んになり、競技団体の影響もあって、小学生から特定の種目だけをやり続けることが当然のようになっていました。
それが最近では、地域総合型スポーツクラブの誕生に伴い、複数種目を楽しむことのできるクラブが全国に誕生し始めており、今後、子どものスポーツへのかかわり方にも変化が生じてくるかもしれません。

そして小学生の発育・発達を考えた時、どうしても無理があると感じざるを得ないスポーツもある、ということも知っておかなければならないでしょう。
元々大人が行っていたものを「子ども用」にダウンサイジングしただけであれば、体の動かし方、骨格や筋肉への負担は相当なものです。私が懸念していることの一つに、特定の部位に負担がかかることでの成長への影響があります。「〇〇肘」など、競技が継続できなくなる恐れすらあるけがは、できるだけ避けたいものですし、保護者も指導者も、正しい知識をもっているべきだと思います。

ドッジボールはと言えば、「全身運動」という点で大変優れています。
ボールのサイズと重さは子どもの体格にぴったり合っています。
大きすぎず、小さすぎず。全身で投げたり捕ったりできるようになっています。
かわすにもちょうどよい大きさです。
投げる際は、下半身から始動し、捻転を利かせ、最後は上体で振り切る、という全身を使った連動性の高い運動を行うことができます。
捕る時は、低い姿勢(スクワットやクラウチングのような上体)を保ち、前後に反復移動を繰り返し、飛んできたボールを全身で抱え込みます。
かわす際は、一瞬のタイミングで姿勢を変え、ボールからよけます。5分間で相当な運動量です。今私がやっても、3分ともちません(笑)。

かなり前のことですが、全国大会に出場した選手全員のスポーツテストの結果を集計し分析した結果、持久力や瞬発力、投能力で大変優れた結果が出ました。
わずか5分間の試合時間ですが、すばやさ、力強さ、粘り強さのバランスがとれたスポーツであることが証明されました。

幼児から無理なく楽しむことができて、仲間づくりの基礎を培うことができ、小学生の発育発達にぴったりなドッジボールに親しむことを、私たちはお勧めします。

JDBAでは、全国47都道府県の加盟団体と協力し、ドッジボールの普及活動「おやこドッジすくうる」を展開しています。
対象は、幼児から小学生まで。全くの初心者でも大丈夫です。

まずボールを使った簡単な遊びからスタート、一人から二人、グループと仲間を増やし、次第にドッジボール「のような」ゲームへと展開します。
最後はお待ちかねのドッジボールゲーム。約2時間の内容です。
詳しくは、お近くのドッジボール協会またはJDBAへお尋ねください。





2015年6月4日木曜日

ドッジボールは遊び?それともスポーツ?

ドッジボールは遊び?それともスポーツ?



私たちの答えは「ドッジボールはスポーツ」です。

スポーツと呼ばれるものの起源は様々です。
卓球は貴族の遊びと言われています。
サッカーは諸説ありますが、戦争で勝利した軍人が、敵の将軍の首を蹴って喜びを表したという説があります。
バスケットボールやバレーボールはアメリカのYMCAが教育の一環で考案したものだそうです。

ドッジボールはというと、ドイツで考案された「円形のボール当て」を日本で改良したものと言われています。一説には刑務所で看守がストレス発散のために囚人を円の中にとどめてボールをぶつけていた、という説もあります。

その「スポーツ」の語源はラテン語のdeportareにさかのぼるとされ、「荷を担わない、働かない」という語感から、古フランス語のdesport「気晴らしをする、遊ぶ、楽しむ」を経て現在のsportに至ったと考えられています。

遊びか、スポーツか、という二者択一ではなく、元々は遊びだったものが、ルールを整備し、より分かりやすく、より楽しみやすくしたものがスポーツに発展した、ととらえるのがいいのではないかと思います。

全国各地で遊びで行われていたドッジボールのルールを整備し、いつでもどこでも誰とでもできるように改良し、さらにエキサイティングになったJDBAのドッジボールは「スポーツ」である、ととらえていただきたいと考えます。

遊びもスポーツも、くらしを豊かにしてくれる大切なツールであることには、違いありません。